2006年度 採集記 北海道

エゾミヤマクワガタの採集

トップページへ
2006年 採集記のページへ

2006年 8月○日 朝、雨がちらつきましたが、
まずまずの気温で、いつもの場所に着きました。
明るい内にひたすら、まづ死骸を探しました。
例年より、♂の死骸が多いので、期待が膨らみ
、後はひたすら、夜を待つことにします。夜7時
故祖父のクマよけの鈴と懐中電灯を持ち
いよいよ、ミヤマクワガタ採取のスタートです。
長い1日になりそうです。

夜8時、すでに街灯のまわりには、蛾が例年
より、多く飛んでいます。まず、飛来してきた
のは、やはり、エゾミヤマの♀でした。すぐ♂
も採取できまずまずのスタートです。夜9時、
少し飛来して来なくなり、ポイントを変えました。
そこで、♀がひっくりかえって、3頭程採取でき、
最初のポイントに戻るとアカアシクワガタ、など、
かなり飛来していました。アカアシクワガタは街
灯の少し離れた場所に、いることが多いようです。
この時点で、♂ 7頭、♀ ≒15頭の成果でした。

エゾミヤマクワガタの♂たちです。自然界では、
単にエゾミヤマと言っても、大小さまさまな、個体
が存在しています。毎年、思いますが、それらの
事は、外国産のムシにも当てはまり、虫が、あまり
にも、商品化している為、かっこよいとか、小さい
サイズは、失敗作だとか、ムシである事を、忘れ
がちではないかと、つい考えます。私は、サイズ
より、かっこよい個体を出す為、ハイブリットする
ほうが、問題ですし、考えたくありません。ムシに
失敗作なんてあるわけありません。と思います。

これは、今まで私は、見た事ありません。
この個体は、なんでしょうか?
(アカシアクワガタ?)
サイズは1cmぐらいです。

エゾミヤマでは、私の採取場所では、7cm
のサイズは、いないような気がします。地域
によっては、一回りサイズが、大きい個体の
採取できます。少年Sくんが、見せてくれました。
確かに、大きい、同じ北海道なのに。でも
同じエゾミヤマクワガタに代わりありません。